2011年に世界遺産に登録されたイギリス軍の防衛設備群が首都ブリッジタウンとその周辺に見られる。駐屯地跡の軍事施設だけでなく、1871年に建てられたネオゴシック式の石造りの議会庁舎や1789年建造のセントマイケル大聖堂の姿は、まさに小さな英国。
カリブで最も古いプランテーション・ハウスで、現在は博物館とラム酒蒸溜所となっている。1658年にベンジャミン・ベリンジャー大佐が建築された西半球に3つしかないジャコビアン様式邸宅の一つ。18世紀のバルバドスやイギリスの生活用品や家具が展示され、当時のイギリス開拓者が母国イギリスの生活を想ってか、暖炉があるのが面白い。
園芸家アンソニー・ハンツによって深さ45m・幅152mの渓谷に作られた熱帯雨林の庭園。手入れの行き届いた小道に沿ってセンス良く植えられたトロピカルな樹々や花々に、ハチドリなどの小鳥がたわむれる光景はまさに楽園。
最北端セント・ルーシー教区にある洞窟。大西洋側で隆起した珊瑚岩が海水で侵食してできたもので、バルバドスの島は珊瑚でできていることがわかる地学的にも重要な場所である。アニマル・フラワーの名前は洞窟の中の水たまりに色とりどりのイソギンチャクがいたため。併設されているレストランから波飛沫を見ながらいただく食事も絶品。
首都ブリッジタウンの中心地、主要道路ベイ・ストリート沿いに視界に飛び込んでくる美しい海。街中ですぐにこれだけ青く透き通った海に出会えるのがバルバドスの最大の魅力。西海岸には浅瀬のビーチ沿いにリゾートホテルがずらりと並ぶ。
大昔に崩壊した洞窟によって偶然できた渓谷。その証として、あちこちに鍾乳石や石筍が見られる。ナツメグ、竹、クローブなどの熱帯植物が生い茂り、時には野生のグリーンモンキーに遭遇することも。
バルバドスを代表する創設1703年の「マウント・ゲイ」ラム酒の歴史や製造過程を学ぶことができるビジターセンターツアー。ランチ付きツアーやカクテル付きツアー等、様々なツアーが用意されており、どのツアーもマウント・ゲイを使ったラムパンチ等のカクテルを試飲することができる。
シーフードと言えばオイスティンズ!ローカルも観光客も集う新鮮な魚料理が食べられる漁港。魚市場の横に様々な魚料理を出す店が軒を並べる。金曜日と土曜日の夜は、魚料理の良い香りとラム酒に地ビール、そして大音量の音楽で最高のパーティー会場となる。BBQやポテトサラダ、マカロニ・チーズなどローカルフードも購入できる。
面積 : 431 km²
人口 : 28.7 万人
首都 : ブリッジタウン(Bridgetown)
民族 : アフリカ系、ヨーロッパ系、混血
宗教 : キリスト教(英国国教会、その他プロテスタント)
通貨 : バルバドス・ドル
言語 : 英語