カラフルな歴史的町並みは縦10ブロック横4ブロックに集約されており、博物館や18〜19世紀に建設された歴史的建造物を歩いて見て回ることができる。レストランやカフェのみならず、銀行や病院なども小さな地区に集まっている。
イギリス植民地時代の栄光が垣間見れる通りで、ウィンザー公爵の邸宅であったジャカランダやバハマ国立芸術美術館として用いられているダンモア・ハウス、1737年建造で現在はバハマ総督の邸宅であるジョージア調のガバメント・ハウスやコロンブス像など見所も多い。
ショッピング街の中心地で、かつて奴隷市場であった場所にはポンペイ博物館が建っている。世界一大きなストロー・マーケットもあり、ありとあらゆる麦わら製品やTシャツなどのおみやげものも売っている。静かに建つビクトリア女王像を囲んでいるジョージア調のパーラメント・スクエアも必見。
40ヘクタールの広さを頬るこの公園はグランド・バハマ島の宝。世界で一番長い海中洞窟にはコウモリの赤ちゃんが巣立つまで住むことで有名。絶景ビーチで知られるゴールド・ロック・ビーチへと続くマングローブの散策路では、先住民の遺跡、野鳥、色とりどりの魚を見ながら散歩が楽しめる。
首都ナッソーより国内線フライトで1時間ほどの、160㎞にわたり365個の小さな島が連なっているエクスマス。ほとんどが無人島で、人々はため息のでるような美しいビーチを求めてやってくる。環礁には、イルカやシュモクザメ等の大型海洋哺乳類もシュノーケリングで見られることも。
バハマ諸島で最大のアンドロス島には、神秘的なブルーホールが存在する。162㎢の国立公園の中にその数なんと22個。直径100mから約300mほどのものまである。ハイキングコースを歩き到着後はブルーホールの中で泳ぐこともできる。中にはキャンプ場が併設されているところも。
96㎞の長さに約2㎞の幅で小さな島が連なるファミリー・アイランズの中で最も魅力的な島。白とスカイブルーを基調としたゴシック調の教会は緑とブーゲンビリアのピンクに囲まれてとても美しい。観光客がダイビング等のビーチアクティビティを目的に訪れる以外は、島民はバナナやトウモロコシの栽培をメインにパイナップルや野菜を作って生活している。
パラダイス・アイランド・ブリッジにあるとても活気のある市場。その日に獲れた魚やコンク貝を積んだボートが続々と岸につく。市場は魚介類だけでなくペッパーソースやハーブ、野菜も売っている。バハマの豊かな水産資源を見るのは楽しい。
バハマと言えばケーブル・ビーチ、長く弧を描くようにしなった真っ白な砂浜とキラキラ光るターコイズの海。目の前にケーブル・ビーチを抱える巨大なリゾートホテルは休暇をビーチでのんびり過ごす家族にぴったり。1892年に海中にケーブルが引かれたことからこの名前がついた。
面積 : 13,878 km²
人口 : 38.6 万人
首都 : ナッソー(Nassau)
民族 : アフリカ系、混血
宗教 : キリスト教(英国国教会、その他プロテスタント)
通貨 : バハマ・ドル
言語 : 英語